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メジャー 法と公共政策

「法と公共政策」メジャーでは、

1.法に特徴的な基礎的?理論的思考力
2.リーガルマインド
3.法と公共政策が一体であることへの理解力
4.各種社会的問題へ対処するための法的素養に裏打ちされた公共政策の立案、形成、発案能力
を、専門基礎学力として身につけることができます。

このメジャーに所属することで、みなさんは、たとえば、「日本国憲法の改正問題をどのように考えるべきか」、 「個人や企業の財産、商取引や契約などで直面する法律上の問題にどのように対処すべきか」、「会社を設立?運営するための法的な知識は何か」、 「民間部門だけでは処理?解決?準備できない公共的な問題領域とはどのようなものか」、 「公共問題の解決のために、国が財政支出をしなければならないのはなぜか」などといった問題に取り組むことになります。

このメジャーは、公務員として公的な企画立案に参画することや、企業の法務部などでの活躍を志向しているみなさんに好適なメジャーです。 また、一般企業に就職する際も、リーガルマインドや法的な思考方法は有効です。

必修科目

憲法/民法総則/政治学/Introduction to Public Policies

選択必修科目

行政学/物権法/債権法/商法総則?商行為法/会社法/民事訴訟法/刑法/労働法/経済法/行政法/政治史/財政学/地方財政論/地方自治論/社会保障論/Advanced Theory of Public Policies

法律を使って最善の策を考える

リーガルマインドを身につけよう

公共政策には、憲法政策、経済政策、社会政策、珠境政策など多くの分野がありますが、いずれも国民全体の利益に影響する問題や課題を解決するために国や地方自治体が示す方針や具体策です。そして公共政策は、法律、命令、条例といった法の形をとって初めて現実的なものとなります。

メジャー「法と公共政策」には、公共的課題を発見し、公共政策の作成?実施について学ぶことのできる政治学?行政学?地方自治論?政治史に加え、私の担当する民法のほか、憲法や行政法など数多くの法律科目も準備されています。

また、法律を学ぶことで、リーガルマインドを身につけることもできます。 リーガルマインドとは、物事を冷静に分析する心構えであり、対立している考え方を正しく論理的に評価し、合理的に判断して、公正公平に処理する能力です。 この能力はよりよい社会づくりのためにも必要とされるものです。ただし、このような実践的で合理的な能力を身につけるためには、単に法律の知識を増やすだけではなく、様々な分野の書物を読んだり、インターンシップや留学などを積極的に行ったりして、幅広い視野を持つことも求められます。

経済学部を利用し、楽しく学び経験し、実践的かつ能動的な問題解決能力を身に付け、希望する進路も実現しましょう。

民法 江口 幸治 准教授

民法 江口 幸治 准教授