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日本建築の要素について留学生も交えてディスカッション —Agim Reci博士をお招きした講義を開催

2024/1/17

講義終了後の記念撮影

日本人学生?留学生がともに学べる「国際共修授業」として開講されている「Introduction to Japanese Culture」。この科目は、日本文化や芸術に造詣の深い方々を講師に迎え、第一線で活躍する方々から直接お話しを伺うことができるだけでなく、体験や議論を通じて理解を更に深めることができることから、将来グローバルに活躍したいと願う学生や多くの留学生が受講しています。

1月11日(木)の授業では、東京大学大学院で博士号取得の後に東京大学先端科学技術研究センターで研究を続けられているAgim Reci博士を講師にお招きし、「Japanese Architecture」をテーマに講義を行いました。

Agim氏はまず、縄文時代の三内丸山遺跡から東大寺や伊勢神宮をはじめとする仏教や神道の建築、城郭などを紹介。日本建築の特徴を説明いただくとともに、同時代の世界の歴史的な建造物も紹介いただき、日本建築と海外の建築物の違いなどにも言及いただきました。

その後、日本建築の特徴として14の要素をご紹介いただき、各要素について留学生も交えた7つのグループに分かれてディスカッションを行いました。その後、各グループがディスカッション内容を発表。14の要素の中から「Materiality」に着目したグループは、西洋建築は石を用いた建物が多い一方で、日本は木材の建物が多い点について、「Garden」に着目したグループは西洋の庭園と日本の庭園の違いについて、「Pagoda」に着目したグループは日本の塔と世界の高層ビルやタワーについて、グループの考えを発表しました

学生からは「建築について流動性(Fluidity)や携行性(Portability)の観点から考えたことがなかったので、新たな視点を得る良い機会になりました」といった感想が寄せられています。

Agim Reci博士
ディスカッションの様子
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